クレオ スクリベントによりますと、この万年筆は手前のようにキャップを付けないで使用するのが普通とのことです。

シフレ05はブラック＆シルバーの落ち着いたスタイルが特徴の万年筆です。艶やかなブラックの樹脂とパラジュームコートされた金属パーツ。シンプルな外観は押しの強さこそありませんが、最近の輸入万年筆には少ない「奥ゆかしさ」を感じます。

手頃な価格ながらインク吸入機構を備えている点が本製品の機能的特徴です。尾軸部分を外し、中のダイヤルを回すことでシリンダー内にインクを吸い上げます。最近一部で流行りを見せているボトルインクを楽しむ事が可能です。写真のとおり首軸にはグレーのシースルー樹脂が使われております。

2006年9月より信頼文具舗取り扱いのシフレ05万年筆はすべて、ペン先の検査をペンショップ・オーテ様にお願いした「OTE版」となりました。OTE版ではペンショップ・オーテ様によるペン先の全数検査（と必要に応じてペン先調整）が実施され、使い始めの品質個体差の少なさが実現。加えて使い始め時期でのタッチの最適化をめざしております。シフレ05本来の持ち味をそのままに、より安定した品質の「シフレ05+OTE」をご愛用ください。なお、OTE版は首軸（の筆記時に見えない側）に微小（2mm）な検査刻印が打たれております。ご了承ください。　→※現行ロットでは刻印を行っておりません。

本製品はボトルインク（瓶インク）を吸い上げて使用します。クレオ スクリベント社では現在のところボトルインクの販売をしておりません。ご使用に際しては他社のボトルインクを使用する事となります。

インクは化学薬品のため、銘柄によっては成分や酸性度によってまれに万年筆本体を痛める場合がございます。私はDr.ヤンセン／アウロラ／ラミー社のインクを使用しております。ペリカンやモンブラン等、ドイツ製有名メーカーのインクであれば問題無いと推測されますが、インクに起因する問題についてはサポートを行っておりませんのでご了承ください。