「クロスバー」取り付け参考例
"cRossBar
(TM)
" Sweet Support Program
-2
「クロスバー」取り付け参考例
■
はじめに
「クロスバー」の装着には、ボールペンの替芯に付いている樹脂製のキャップを外し
これを「クロスバー」に付け替える作業が必要です。この作業において、キャップが
硬く替芯に固定されて容易に外せない例、あるいはキャップの内径が微妙に小さくて
「クロスバー」がキャップの奥まではまりにくい例があります。
このような場合においても安全・確実に付け替えするための参考例をご紹介します。
(本参考例による、いかなる損失・負傷に対しても当店は一切責任を負いません。)
■
準備
ボールペン、「クロスバー」、そして写真の用具をそろえます。
エアキャップはてのひらサイズで充分です。
ラジオペンチはしっかりと手で握れるサイズで、先端にギザギザのあるタイプです。
手袋は手の保護用です。キャップのねじ山の凹凸から手を守ります。
用意するもの
・ボールペン
・「クロスバー」
・エアキャップ
・ラジオペンチ
・手袋または軍手
■
替芯の取り出し
ボールペンをふたつに外し、替芯を回して取り出します。
写真の替芯後端の黒い樹脂がキャップです。
替芯を取り出す。
■
替芯からキャップを取り外す作業
替芯の金属側に4つ折りにしたエアキャップを巻き、手でしっかりと持ちます。
エアキャップの空気の入った凸部を内側にして金属に巻き付けると、効果的です。
手袋をはめた手はキャップ側をしっかりと持ちます。
写真では判りやすいように手元からキャップと金属の一部が見えていますが、実際の作業
ではエアキャップで金属全体を巻き付け、また、キャップの先端まで手袋の指を掛け、両
手指から替芯が隠れるくらいにしっかりホールドしないと外せません。
替芯の
金属部分全体に
エアキャップを
巻き付けて
キャップを外す。
■
キャップが外れた様子
替芯からキャップが外された様子を示します。
ものによってはあっけないほど簡単にキャップを外せる替芯もあります。
次は「クロスバー」にキャップをはめる作業です。
キャップが
外された様子
上が「クロスバー」
下が替芯
■
キャップを「クロスバー」に取り付け
キャップの内径が大きい場合、「クロスバー」を簡単にはめることができます。
また内径が大きすぎ「クロスバー」にセロハンテープを巻き付けて調整する場合もあります。
しかし多くの場合は内径が小さく、なかなか「クロスバー」が入らず、苦慮します。
このような時はラジオペンチを使ってキャップをはめます。
キャップをしっかりした机の上に立て、「クロスバー」を軽くさし、ラジオペンチで
力強くはめこみます。(「クロスバー」に多少ラジオペンチのキズが付きます。)
この作業でのポイントはラジオペンチを噛ませる位置と、作業者の姿勢です。
ラジオペンチは「クロスバー」のキャップにごく近い場所に噛ませます。
これより少しでも上の場所で噛ませると、力を加えた際に「クロスバー」を折り曲げたり
また、その反動で手や身体にケガをする恐れがあります。
充分な力を加えるため、写真にならってラジオペンチの位置/角度、作業者の手や腕の
姿勢を参考になさってください。
ラジオペンチはしっかり握り、「クロスバー」を確実に噛ませてください。
いい加減な噛ませかたですとラジオペンチが外れ、キャップを押さえる手にケガをします。
写真の工具や手の
位置関係
作業者の姿勢を
充分参考にし
しっかり力を入れ
一気にはめこむ
■
「クロスバー」の装着
写真は「クロスバー」にキャップが取り付けられた様子です。
あとは替芯取り外しと逆の手順で「クロスバー」を装着するだけです。
「クロスバー」装着
■
そのほか
「クロスバー」破損の際には
X-SSP
、キャップ破損でも当店がご相談に応じますので、ご安心を。
なにより、
すべての工程にわたって作業者の身体の安全に最大のご配慮をお願いします
。
メニューにもどる